行政書士の営業方法2

行政書士の営業方法

僕の事務所に行政書士の営業方法を尋ねにくる方にまずお聞きするのは、何をメインの業務にする予定なのかです。


行政書士の営業方法1で書いたとおり、まずはメインにする業務を決めないことには、当然営業方法も決まりません。


内容証明をやりたいのにDMの営業方法を教えたところで、役に立つはずがありません。


行政書士として開業し、何を一番最初にやるべきか。


メインにする業務を決めることです。



では何をメイン業務にするか。


僕の経験上、行政書士の新人にお薦めなのは会社設立です。


会社設立は需要が多いわりには、ベテランの先生は意外と積極的に営業されていません。


もちろん、税理士や司法書士などの競合相手も少なくありませんが、建設業や他の許認可と違い、比較的簡単な業務です。


そもそも会社設立は、一般の方でも本を1冊でも買ってくれば自分でもできるような業務です。


許認可などのように要件もありませんから、基本的に依頼があればほぼ間違いなく業務を遂げることができます。


さらに、会社設立から広がる業務もあり、継続性のある業務ともいえます。